サンパウロ!その魅力は?
サンパウロは南米最大の都市で、労働者の45%がここで働いています。
国民総生産の50%、実に半分はサンパウロが生み出している…とガイドブックに書いてありました。

サンパウロの中心は、一昔前はセントロ〜いわゆるダウンタウンでしたが、私達の赴任時期にはすでにパウリスタ通りにビジネスが集中し、躍動するブラジルをここで感じることが出来ます。
それと同時に貧富の差を目の当たりに見ることにもなります。

サンパウロの魅力は、ポルトガル系・イタリア系・黒人系・東洋系 といった様々な人種が寄り集まって醸し出す独特の雰囲気ではないでしょうか。




ブラジルは日本人が多数移民した国としても有名ですが、その当時を今も残すところがリベルダージとガルボン・ブエノの通りです。
いわゆる東洋人街です。

ここへ行けば日本食がかなり手に入りますし、生粋の大阪人が作るお好み焼きから割烹料理、そして日本人の大好きなラーメンを食べることが出来ます。
リベルダーヂ
毎日どこかでフェイラと呼ばれる朝市が開かれています。
それは曜日によって場所が決まっています。
火曜日はここ、水曜日はいつもあそこ、というように決められていて、私達はそのフェイラで野菜・果物・鶏肉・魚等を買いだめします。
驚くほど安いですよ!

通りに並んでお店を出しているのですが、列の最後に大体いつも花屋があります。
お花がとっても安いので、毎週抱えきれないほど沢山の花を買っていましたっけ…

そして、このフェイラで買って食べたマンゴやパパイヤの味は忘れられません。




坂道ばかりで、塀という塀には落書き、どの通りも車で渋滞、すりや引ったくりが横行、それでも私はこの街が大好きです!

ポルトガル語が全く喋れなかった私達を受け入れ、5年間楽しませてくれたこの街が、私は大好きです!

25/04/2001