広大なるアマゾン
1992年 中学一年の甥が春休みを利用して、一人ぼっちの長旅に挑戦しやって来ました。
これで悪ガキ3人が久し振りに顔を合わせたわけです。男ばっかりで毎日食事に追われます。
幸い、ここでは牛肉が安い上にとっても美味しいので助かります。
ひれ肉1本約2kgが1000円から1500円ぐらいで買えたと思います。
それを塩・コショウをかけただけ、ちょっと生姜を加えるとさらに美味しくなります。
サラダはもちろんオリーブオイルを使って盛り沢山に!

子供というのはどう環境が変わろうと、自分達のペースで暮らすものなのでしょうか?
新しいファミコンのソフトを日本から持って来たものですから、暇さえあれば3人でゲームに夢中…
「これではいけない」とかねてから考えていたアマゾンへの旅に出る事にしました。
こうして7才・11才・13才の子供たちと私との珍道中が始まりました。




サンパウロから飛行機で約4〜6時間、マナウスとリオやサンパウロとは1時間の時差が有ります。

マナウスは周囲を熱帯樹林に覆われた広大なジャングルの中で、イギリス人のゴム栽培によって発展したアマゾン川流域最大の都市です。

マナウスは、ネグロ川とソリモンエス川の合流点に位置し、私達はネグロ川沿いのホテルに宿泊。
到着するやサービスデスクに直行。
明日一番の現地ツアーでアマゾン川遊覧ツアーを申し込む。
言語はどうしますか?と訊かれる。英語・ポルトガル語・スペイン語の中からチョイス。
そこで迷ってもどうしようもない…英語とポルトガル語の両方でお願いした。

こういった予約一つでも一人でやらなければならないとなると、常に緊張状態で無事に旅行を成功させることだけで頭がいっぱいだったのが正直なところです。

今回の旅行の行程は、マナウス〜ブラジリア〜オーロプレット 3都市を5日間で見て廻ります。

それでは、いよいよアマゾン川遊覧ツアーに出発しましょう……
… …「アマゾンを見た」につづく… …
02/05/2001