アマゾンを見た!
翌早朝、ホテルの船着場から出発!
こういった現地ツアーに参加して日本人を見かけた事はかつて有りません。
何故なんでしょう?
多少というかかなり言葉が分からなくても、色々な国の人達と一緒に見て廻っているだけでも面白いと思うのですが…




船は途中ジャングルに立ち寄り、危険でない程度のところまで案内してくれました。
鬱蒼とした密林の中で迷子になっては大変です。
遅れをとらないよう歩いているともう汗だく!

  今回の旅行の最大目的は、黒色のネグロ川と茶褐色のソリモンエス川の合流点を見ることにありました。

いよいよその瞬間がやってきます・・
心臓がキュッとなるような緊張感で待ちました。

船のデッキで目を凝らしていると、遠くに見えます!

そして、今私の目前に……くっきりと分かれた二つの川。
アマゾン川
ネグロの黒色に対して、ソリモンエスはミルクキャラメルのような色でした。
混じることなく流れていく光景は何とも不思議です。

テレビのドキュメンタリーなどで数多く見てきましたが、やはり実際に見るということは大変なことです。

自分の目で見る事・自分の手で触る事・自分の足で歩く事がどんなに貴重なことか痛感させられた瞬間でした。

川沿いには大小無数の湖沼が散在し、その中を迷路のように支流が蛇行しています。

船は途中支流に入り大蓮を見るため一旦下船。
観光客の為に道はそこそこ歩けるようになっていましたが、油断するとツルッと転びそうです…




観光客目当てにその辺りに住んでいる子供達が近寄ってきて、一緒に写真を撮れとせがみます。
よ〜く見ると男の子の首に大蛇が巻き付いているではありませんか!
本物の大蛇ですよ!

こうして写真を撮らせる事でチップを貰い生活の足しにしている子供達が、ブラジル中に数限りなくいます。マナウス市内では、レインジャー部隊が管理している動物園に行きました。
出入り口では物々しい武装をした青年達が大勢いて、私も子供達もちょっと驚いてしまいました。

市内の北、サンセバスチャン広場に立つアマゾナス劇場は一見の価値があります。
当時の贅を尽くした代表的な建築物でしょう。

怪我もなく迷子にもならず、マナウスでの日程をクリアした私達は、次の目的地〜ブラジルの首都〜ブラジリアへと向かいました。
02/05/2001