首都…ブラジリア |
ブラジリアはその以前、小さな町があっただけの未開発のブラジル中央高原でした。
当時の大統領がブラジルの威信をかけて着手し、世界で注目される人口都市を完成、首都としての役目を果たしています。
その特徴は、パイロット・プランと呼ばれる市街地が飛行機の形をしていることです。 胴体の部分には、起点となる三権広場。その周辺に三権の最高機関があります。
どの建物も斬新な形をしており、そういった建物を繋ぐ自動車道は全て立体交差によって整備されています。
まず第一の印象としては、よくアニメなどに出てくる宇宙都市を連想しました。とにかく、変わった建物ばかりです。
ここではバスやタクシーでの観光ツアーが有り、3時間から5時間位のプランで効率的に見て廻れます。
一番風変わりな建物は国会議事堂です。地球を2つに分け、お椀を伏せた形の方が上院、他方が下院になっています。中央で挟まれている28階建ての2列のビルは議員会館。 |
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子供達も最初のうちは喜んで見て廻っていましたが、あまりに無味乾燥としているからでしょうか…少々退屈気味! そこに現れたのが、目を見張るような教会のステンドグラス。 光の加減でその色合いは変化し、ブラジリアの強い日差しの下で輝いていました。
人口都市というからには機能的なのでしょうが、住むにはどうでしょうね?
IT革命と言われているこの頃、近い将来コンピューターに囲まれた環境の中で暮らすようになるとしたら、それはあまりに寂し過ぎます。
豊かな感情が知らず知らずに奪われていくようで寂しすぎます。 |
13/05/2001 |
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