素晴らしい家族…マイアミ


駐在生活もあっという間に終盤を迎えました。
子供達もすでに9才と14才に!

一日の始まりは、私の大の苦手とするお弁当作りから。
そして下校後は二人の子供にテニスを習わせ…
次男には、これでは日本に帰ってから困るだろうとスイミングスクールに入れ…
夜になると中学生になった長男が塾通い、そのお迎えのドライバーとなり……

すぐ故障する愛車に乗って、サンパウロの街中を駆け回っていた日々。
彼らにすっかり手がかからなくなった今では、当時が懐かしく思い出されます。

1993年 12月、 子供の成長につれ、あと何回家族で旅行が楽しめるのだろう…そんな一抹の淋しさを心の奥の方に感じながら、2週間の予定でお正月を過ごそうとマイアミへ……


マイアミ郊外を西へ向かって、「Doral」のホテルに滞在。

時折 買い出しにモールへ…
また観光がてらダウンタウンへ…

ここは中南米から流れてきた人が非常に多く、交わされる会話のほとんどがスペイン語です。
Doral Golf Course
焼けつくような日差しと湿った空気のせいか、街の雰囲気にはアメリカらしからぬラテン的な独特のものがあります。

若者達で賑わう「ベイサイド・マーケットプレイス」へ行ってみました。
ビスケーン湾に面した一角を占める大きなショッピングアーケードです。
当時とても流行っていたローラーブレードを買ってあげると、ベイフロント公園の中をスイスイ?

叉、日帰りで「フォート・ローダーデール」へ!
ここはアメリカのベニスと呼ばれ、街中を縦横に流れる運河が有ります。
その運河沿いには豪華な邸宅が建ち並び、ゴンドラの代わりにヨットや大型クルーザーが係留され、沈む夕日に照らされたその光景は目に焼き付く程の美しさでした。



大晦日は、海を越えるハイウェイをひたすら走り続け、フロリダ半島の突端…へミング・ウェイの愛したキーウエストへ!
キーウエスト
ゴルフをして、テニスをして…
あるいは、左に大西洋、右にメキシコ湾を眺めながらキーウエストまでの250キロを走った醍醐味!

私にとって息子達と過ごしたマイアミは、家族の思い出の旅としてかけがえのないものとなりました。

これからどんどん一人歩きをして行くであろう息子達を頼もしいと思う傍ら、子離れをしなければ…とそんなことを思わずにはいられない旅でもありました!
30/10/2001