四季・今どき…



風の散歩道


風の散歩道案内図


[サムネイル画像の上でクリックすると、拡大写真が見られます。]

素晴らしい行楽日和となったゴールデンウィーク・・・どこかに出かけたくなってきました! 初夏の日差しを感じながら武蔵野へ〜
JR中央線三鷹駅から吉祥寺駅まで、玉川上水に沿って「風の散歩道」と呼ばれている遊歩道があります。
三鷹駅南口を降りて左手に少し行くと、川を覆うように茂った木々の遊歩道に出ます。
ここがスタート…
風の散歩道…ここからスタート! 玉川上水の風景


太宰治を偲ぶ石碑…「桜桃忌」 川を左手に木々を揺らす風の音を感じながら、ぶらぶらと歩き始めました。
← まずは太宰治の碑…四十八回目の「桜桃忌」にこの石碑がたてられました。

ここが玉川上水沿いの「風の散歩道」 武蔵野の木々に覆われてその下を流れる玉川上水…その川に沿って散歩道が真っ直ぐに続きます。初夏の暑い日差しを遮る緑豊かな散歩道・・・

太宰治入水の地として知られている…「むらさき橋」 太宰治碑を見て少し歩くと、太宰治入水の地として知られている「むらさき橋」の交差点に出ます。

「むらさき橋」の交差点を渡りもう少し先を右手に入ります。
静かな住宅街の細い道をしばらく行くと、左手に「みたか井心亭」があります。
純和風数寄屋造りの「みたか井心亭」 ここは純和風数寄屋造りの文化施設です。中へは入りませんでしたが、茶道・華道・歌会など日本古典文化のコミュニティとなっています。裏には日本庭園も設けられているそうです。

山本有三記念館・・・昭和11年から21年までの間、山本有三氏はここで暮らしていたそうです。ここでの代表的な作品としては「路傍の石」「米・百俵」などがあります。
山本有三記念館入り口 山本有三記念館外観 記念館の裏庭の様子…当時としては珍しい折衷的洋風建築
別荘的建築の趣が強く、当時としてはかなり珍しいものだったそうです。
屋内はしっとりと落ち着いた木のぬくもりを感じました。
平成8年に「山本有三記念館」として一般公開されています。

ジブリ美術館 真っ直ぐに伸びたこの「風の散歩道」の突き当たりが、「万助橋」。
正面には「井の頭公園」
散歩道の終わりは← ジブリ美術館


ちょうどお昼時・・・初夏を思わせる日差しの下で、お弁当を広げる人々…テニスや草野球に汗を流している人々…皆、さまざまな楽しみ方をしています。
大道芸人とおぼしき若者のなかなかの芸に思わず足を止めてしまいます。
井の頭公園…池の上に渡された橋より 池に突き出るように茂る木々 大道芸人と観衆 井の頭公園風景 池と木々とボート
公園の池では、ぶつかり合うほどにボートが大人気!

たった一駅分だけの「風の散歩道」・・・・・
日帰り遠足のような気分で、春の一日が終わりました・・・