四季・今どき… |
鶴仙渓(かくせんけい)と金沢の旅 |
2008年11月初旬 そろそろ木々の葉が色づき始めた頃、大阪から特急電車に2時間余り乗り、金沢へ行ってきました。 初めての北陸の旅です。車窓から琵琶湖を眺め、山間の町々を通り過ぎ、加賀温泉駅で下車。 寒いだろうと思っていたら大阪と余り変わりなく、時折吹く北風に日本海の冷たさを感じました。 |
路線バスでおよそ25分。終点の山中温泉バスターミナル駅で下車し、そこから鶴仙渓遊歩道を散策します。 山中温泉街には観光に便利な「お散歩号」というバスが巡回していますが、バスターミナルから鶴仙渓遊歩道に入り「こおろぎ橋」で「ゆげ街道」を戻ることにしました。 およそ1時間余りの散策コースです。 |
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バスターミナル左手の路を入り、まず出迎えてくれたのは「黒谷橋」。 そこから「芭蕉堂」を見て、川沿いに沿って歩いていきます。 |
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黒谷橋〜あやとり橋〜こおろぎ橋までの1.3kmの遊歩道沿いには奇岩や滝など、四季折々に楽しむことが出来ます。 「あやとり橋」では、ユニークなS字のデザインとその鮮やかな色に一瞬驚かされます。 |
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紅葉の見ごろにはまだ少し早かったのが残念です。 小さな滝がありました。滝の横にいつ頃作られたのでしょうか、お地蔵様が… |
芭蕉や夢二など多くの文人が訪れた「こおろぎ橋」を渡って、ゆげ街道に出ます。 ゆげ街道には旅館や土産物店が立ち並び、遊歩道とはまた一味違った温泉街の雰囲気を楽しむことが出来ます。 |
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片山津温泉では、柴山潟を望む旅館に宿泊。温泉でゆっくり心と身体を癒しました。 | |||||||
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【金沢〜茶屋街】 加賀温泉駅から金沢駅まで特急で30分ほどです。加賀温泉駅と違ってとても近代的な駅で急に都会に戻ってきたように感じます。 |
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金沢市内の観光は歩いて回れる距離に金沢城公園や兼六園、茶屋街が点在しています。 今回は金沢在住の知人にその観光スポットを案内してもらいました。連休とあってどこも観光客で賑わっていました。 |
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まずは、浅野川に沿って主計町(かずえまち)茶屋街を歩きます。夕方になると明かりが灯ってきっと美しい光景なのでしょう。 |
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主計町茶屋街・ひがし茶屋街・にし茶屋街の3つの茶屋街の中でもっとも規模が大きいのが、ひがし茶屋街です。 当時の面影を残す町並みは、国の重要伝統的建造物保存地区に指定されています。ここはお勧め・・・! |
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国の重要文化財に指定されている「志摩」では、宴席が開かれた客間・舞や三味線が披露された控えの間・1階の台所など、当時のままの様子を見ることができます。 | |||||||||
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【成巽閣】 街の路線バスは観光客で満員です! パーキングから兼六園までの並木道がとても綺麗に紅葉していました… |
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成巽閣(せいそんかく)は江戸末期に建てられた前田家奥方御殿です。 |
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【兼六園〜金沢城址公園】 水戸の偕楽園、岡山の後楽園と並ぶ日本三名園の一つである「兼六園」は、江戸時代の代表的な林泉回遊式庭園の特徴をそのまま今に残しています。 唐崎松の円錐形の雪吊りは、その美しさに見惚れてしまいます。 |
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復元された美しい金沢城址。その際立った白さが芝の緑に映えてとても綺麗でした。 菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓が見どころです。 |
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【長町武家屋敷跡】 かつて加賀藩士たちが暮らした武家屋敷跡。細く曲がりくねった石畳の小路… その道に沿うように続く長い土塀。 加賀百万石の城下町に紛れ込んだような気分にさせてくれます。 |
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加賀温泉郷の川のせせらぎや湯けむりと金沢の歴史散策。どちらも味わいのある素敵な旅でした。 金沢市内はとても綺麗な町です。住んでいる方々のご苦労と観光地としての誇りさえ感じられるようでした… |
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