世界の旅 ⇒ Paris |
P A R I S |
BC3世紀頃、シテ島にケルト系のパリシィ族が住みつきました。 ルテチア(水の中の家)と呼ばれたこの地はやがてローマの殖民地となり、先住民族の名をとりパリと呼ばれるようになったとか・・・ ノルマン人の進攻からドイツ軍の占領に至るまで、幾多の危機を乗り越え、その度に再生、発展を繰り返してきたパリ・・・ |
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まさに・・・たゆたえど沈まず・・・ パリを語らずして世界史は語れません! |
1994年 3月、5年間のブラジル生活に別れを告げ、主人を残しての先行帰国・・・ 途中、3日間だけのパリ観光。 3月のパリは厚い雲に覆われ、今にも雪の降りそうな寒い日でした。 翌早朝から子供達を急かし、地図を片手にメトロに乗り、そして夢中で歩いた3日間… まずは、何といっても「エッフェル塔」…世界中から観光客を集めるパリのシンボルの一つ。 | |
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ギュスターヴ・エッフェルの設計で1889年に完成したこの塔は、剥き出しの鉄骨がグロテスクな怪物として、当時パリの文化人から非難されていました。 |
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下の写真は、エッフェル塔の上から写した「シャイヨ宮」↓ 素晴らしい眺めですね! 宮殿内には4つの博物館、2つの劇場とシネマテークがあります。 パリの文化の奥深さを実感できる場所の一つと言えます。 |
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エッフェル塔からシャイヨ宮をぶらぶら歩き、メトロに乗って次は「凱旋門」 凱旋門を取り巻くシャルル・ドゴール広場は、直径約240mもあり、放射状に12本もの通りが12方向に真直ぐ伸びています。 ここは古くから「エトワール広場」と呼ばれていた為、パリでは誰に聞いてもエトワールと言えばこの広場のことだそうです。 |
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71mの幅を持つシャンゼリゼ大通りは、シャルル・ドゴール広場からゆったりした下り坂になって、コンコルド広場まで続いています。 歩道に沿って植えられている見事なマロニエの並木… そぞろ歩けば…何とも良い気分! エスコートが息子とは、ちょっといただけませんが! | |
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アンリ4世の王妃マリー・ド・メディシスが、馬車の為の遊歩道を作ったことから、この大通りの歴史は始まります。 最終的にシャンゼリゼという名が定まったのは1789年。 「至福の野」という意味を持っているそうです。 ←写真左、このカフェ・レストランは、シャンゼリゼの名物店。 店のデザインは約70年前から殆ど変わらないという事です。 |
ウィンドウ・ショッピングを楽しみながらシャンゼリゼ大通りをしばらく歩くと、「コンコルド広場」に出ます。 | |
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この広場はもともとルイ15世の栄光をたたえる為に、1756年から75年にかけて造られました。 中央にはその騎馬像が立ち、ルイ15世広場と呼ばれていたそうです。 西北には、シャンゼリゼと凱旋門、東南にはテュイルリー庭園・カルーゼルの凱旋門・ルーヴルのピラミッドを一直線に見渡せます。 |
ネオ・バロック様式の代表的建造物…「オペラ・ガルニエ」 正面中央の扉から入ると、ガルニエ設計の白眉といわれる中央階段(写真2枚目)が有ります。 その他、数々のパーティーが催されたグラン・フォワイエ(大ロビー)、シャガールの天井画がある客席など、豪華絢爛なインテリアを見て廻る事が出来ます。 |
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1382年、パリの東 サンタントワーヌ市門を防衛する為の城塞が建設されました。 ルイ13世の時代にこの城塞を監獄に転用し、こうして悪名高いバスティーユ監獄の歴史が始まるのです。 写真下 「バスティーユ広場」↓ 謎の人物「鉄仮面」もここに収監されていたとか…? | |
革命後、監獄は跡形もなく解体・撤去され、バスティーユ広場が誕生しました。 頂上には、金色の自由の守護神像が見えます。 2枚目の写真は、セーヌ川の遊覧です。市内観光に疲れたら、夕方から乗って、パリの美しい夜景でもゆっくり眺めましょう・・・ |
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セーヌのほとりでエスプレッソを飲み、パンをかじり、ちょっぴりパリッ子の気分になってみました。
しかし何といってもパリへ来たら、美味しいワインとエスカルゴ…
時間をかけてゆっくりとフランス料理でも味わいたいところ・・・
ああ、悲しいかな!!
子供2人を連れてレストランに入り、わけのわからぬメニューと
格闘する勇気を持ち合わせてはいませんでした!
と、いう訳で … 連日、ラーメン! ラーメン! ラーメン!!
さて、翌日はベルサイユまでの小旅行・・・
ホテルのフロントで現地ツアーを申し込みました。
かなり早朝の出発・・・胸がワクワクします!
「オアシスを求めて」より ・・・・・ 第25話 「さよなら…ブラジル」