【旅の20日目 (9/10) … マラケシュ Marrakech】 |
モロッコの縮図とも言われるマラケシュはほぼ中央に位置し、背後にオート・アトラス山脈を抱える標高450mのところにあります。 |
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マドリッドからマラケシュへ行く機内で撮影。ジブラルタル海峡がくっきりと見えます。もうすぐモロッコ! ワクワクします! |
マラケシュの メナラ(Menara)空港に到着。 |
マラケシュには2泊滞在しました。 滞在先ホテルは、Les Jardins de la Koutoubia |
ホテルのロビー。奥にはプールもあり、外の喧騒とはまるで別世界のような静けさと落ち着きがありました。 |
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部屋の様子です。リビングとベッドスペースがゆったりと配置されていて、とても素敵な部屋でした。 |
ベッドの上はタオルでデコレーションされていて、マラケシュのおもてなしを受けました。 |
荷解きを終えて、さて街歩きに。一歩外へ出たら暑い! 暑い!これがアフリカの暑さかっ! |
市内観光バスも走っています。それにしても暑くて、ホテルに逃げ帰ってしまいました。 |
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夕食はホテルのレストランでモロッコ料理。美味しかったです。 |
生演奏にベリーダンス。 旦那さんは大喜び!! |
ここが「ジャマ・エル・フナ広場」。 |
ホテルからフナ広場までは徒歩2分程度。夜のフナ広場は大道芸や屋台が並び、とっても賑やかでした。 |
【旅の21日目(9/11) … マラケシュ 市内観光 】 |
マラケシュ市内の観光は、ガイドを雇って 朝からひたすら歩きます。 マラケシュはフェズに次いで2番目に古い町です。近代的な建物の並ぶ新市街と、マラケシュの象徴とも言える旧市街に分かれています。主に旧市街を観光。この旧市街のすべての建物が赤土の日干しレンガで造られており、どこもかしこも赤茶色です。
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マラケシュのシンボルである「クトゥビア」。12世紀に建てられた高さ69mの塔です。 |
「アグノウ門」。マラケシュで最も美しい門として知られているそうです。
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サアード朝の墳墓群。 16〜17世紀にマラケシュを都として栄えたサアード朝のスルタン達が眠る墳墓群。 |
サアード朝の墳墓群の「アル・マンスール王の墓」です。 |
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ユダヤ人街にて。 |
ユダヤ人街にて。 カラフルな入れ物に入った何種類ものスパイスが並んでいます。ちょっと可愛い! |
ここは、バヒア宮殿。アラウィー朝の統治下で19世紀に建てられたそうです。 |
バヒア宮殿内部の様子。天井の装飾が美しい。 |
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噴水のある中庭。白・青・オレンジのタイルで彩られた宮殿は、旧市街を見てきた目には驚きの光景でした。 |
フナ広場の北側に広がる世界最大のスーク。ガイドさんの後に付いて歩きます。迷子にならないように…! |
細い路地の店先は所狭しと商品が並び、忙しそうに人々が行き交っています。 |
「マジョレル庭園」。 新市街にあるこの庭園は、イヴ・サンローランが修復したそうです。巨大なサボテンや鮮やかなマジョレルブルーの建物が印象的でした。 |
【旅の22日目(9/12) … ワルザザード Ouarzazate 】 |
いよいよモロッコ周遊の旅が始まります。マラケシュのホテルを9時前に出発し、アトラス山脈のティシカ峠を越えて、途中カスバ観光をしながらワルザザードへ向かいます。マラケシュからおよそ200qの道のり。どんな景色が待ち受けているのか… ワクワクします。ワルザザードの滞在先は、Le Tishka
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ティシカ峠付近の土産屋。 この辺りから緑も少なくなり、荒涼とした景色になっていきました。 |
テロウェットのカスバ観光。崩れかけたような日干しレンガの要塞 カスバ。 |
見渡すとすべてが赤茶色の世界。こんな景色を実際に見ていると思うと、モロッコに来て良かったと実感しました。 |
昼食は、モロッコのタジン鍋。とても美味しかったですが、この後毎日このタジン鍋を食べることになるとは…! |
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世界遺産のアイト・ベン・ハッドゥ。入口から山頂までの道には土産物店があり賑やかです。 |
細い曲がりくねった道を登っていきます。 |
頂上から見た景色。町とカスバとは橋で繋がっています。 |
先住民族のベルベル人はアラブ人の支配から逃れるために、砂漠のオアシスにこのようなカスバを築いたそうです。 |
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どこもかしこも日干しレンガ一色です。カスバの中にいると、時が止まってしまったかのよう…。 |
ワルザザートでの滞在ホテルは、Le Tishka。 |
部屋はこんな感じ。奇麗で良かったですよ。 |
ホテルのすぐ近くに「タウリルトのカスバ」があり、早朝散歩がてらその近くまで行ってみました。 |
【旅の23日目(9/13) … メルズーガ Merzouga 】 |
ワルザザートを朝早いうちに出発。旅の23日目はカスバ街道を進み、一路砂漠の街 メルズーガへ向かいます。カスバ街道とは、ワルザザートからティネリールを経てエルラシディアを結ぶ東西のルートです。街道沿いには大小のカスバが多く残っています。カスバを中心とした土色の埃っぽい町並みと、所々に見え隠れするオアシスの緑が対照的でした。滞在先は、Dar El Janoub
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スコーラのカスバ「アムリディル」。 このカスバは、かつて旧50DH札に描かれたそうです。この後カスバ街道を進みます。 |
この日のお昼もタジン鍋。具材はその都度違っていて美味しいのですが…。 |
ティネリールの町を一望。埃っぽい土色一色の中にオアシスの緑が救われます。 |
ここは高さ200mの切り立った岸壁「トドラ渓谷」。ヨーロッパのロッククライマーが集まる聖地。深い谷の間を流れる小川の水音がとても新鮮に感じました。 |
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メルズーガのホテル「Dar El Janoub」。砂漠でのテント泊も選べたのですがホテルにしました。 |
ホテルの中庭続きで砂漠へ出られます。この先は広大なサハラ砂漠! すごい所へ来てしまいました! |
ホテルの部屋の様子です。奇麗でそれなりに快適でしたよ。 |
ここはお隣のホテルの入口です。ちょっとお邪魔して記念撮影! |
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翌朝、砂漠へ散歩に…。この大砂丘はシェビ大砂丘と言い、まさにサハラ砂漠の入口になります。 |
テント泊の人達がラクダに揺られて戻ってくるところです。40〜50分ラクダに乗って腰が痛いと言ってました。 |
テント泊の場合は、ロッジ「Cafe du Sud」から砂漠へ入ります。客待ちのラクダ。 |
ロッジ「Cafe du Sud」のロビーにて。 |
【旅の25日目(9/15) … フェズ市内観光 】 |
世界一複雑な迷路の町であり、モロッコ最初のイスラム王朝の都であった、フェズ・エル・バリ。1200年も前から変わらずに息づいているメディナの活気。 フェズの町は3つの地区に分かれています。旧市街(メディナ)のフェズ・エル・バリとフェズ・エル・ジェディド、そして新市街です。観光はガイドさんと主に旧市街へ。 |
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王宮 Dar el Makhzen |
王宮 のきらびやかな装飾の門。 |
マリーン朝の墓地からフェズ・エル・バリを一望できます。 |
フェズは陶器の名産地でもあります。ここは工芸館。 |
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工芸館の製作過程を見学。 |
ブー・ジュルード門。メディナの入口にあるフェズ最大の門 |
「Madersa Bouanania」ブー・イナニア・マドラサ。14世紀マリーン朝最大の神学校。 |
1200年の歴史を持つフェズのメディナ。 |
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スークを歩いていたらリヤドを見つけました。リヤドとは古い邸宅を改装した宿のことです。 |
スークにはありとあらゆる物が売られています。ラクダの頭までも! |
スークの小さな広場。この辺りは金物店が多いようです。 |
タンネリ・ショワラ。今でも昔ながらの染色が行われているなめし革職人地区。 |
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スークの様子。 |
ここは「ルシーフ広場」。フェズの人々の憩いと生活の場。 |
「カラウィン・モスク」 現代も続く学問の地。 |
「サウィア・ムーレイ・イドリス廟」。フェズの聖域である修道院。 |
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絨毯屋さん。手織りの絨毯が山のように積まれています。観光客向けで結構いいお値段してました。 |
職人街の機織りの様子です。私もちょっとお邪魔して・・・! |
機織り機。ここでお土産にサボテンシルクのショールを購入。 |
お昼はメディナのレストランで、もちろんタジン鍋! |
【旅の26日目(9/16) … ヴォルビリス遺跡 〜 シェフシャウエン Chefchaouen 】 |
モロッコ周遊7日目は、フェズから 青の街 シェフシャウエンへ移動します。途中、世界遺産の古代ローマ遺跡「ヴォルビリス」を観光します。滞在先は、Casa Hassan |
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この地はモロッコで最大の古代ローマ遺跡です。 |
紀元前40年頃にローマの属領となった町で、当時は2万人もの人が住んでいたそうです。 |
オリーブ畑の広がる肥沃な大地に忽然と現れるローマ遺跡。 |
遺跡群の観光では、過酷なほどの強い日差しが容赦なく照りつけていました。 |
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ヴォルビリス遺跡から2時間半ほど車を走らせて、夕方シェフシャウエンに到着。街へ入る前に丘の上から全景を見る。 |
ホテル近くの街の様子。どこも青く塗られて暗くなるにつれ幻想的でした。 |
シャウエンでの滞在は、Hotel Hassan です。賑やかな街の中にあり、街歩きにはとても便利でした。 |
ホテルのロビー。こじんまりとして落ち着いたホテルです。 |
【旅の27日目(9/17) … シェフシャウエン 街歩き 〜 カサブランカへ 】 |
モロッコ周遊の旅の8日目はシャウエンのホテルで目を覚まし、まだ明けやらぬ朝のシャウエンを散歩しました。ひと気のない青の街、時折猫が横切っていきます。午後の出発までシャウエンの散策は続きます。そしてモロッコの最終地カサブランカを目指します。 カサブランカの滞在先は、Hotel les Saisons |
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カラフルな敷物が飾ってあります。何だか可愛らしい…。 |
ホテルパラドール前の広場。ここが中心になって放射状に町が広がっているようです。 |
このような細い道が曲がりくねっています。どこをどう歩いたのか…、迷子になりそうです。 |
迷路のような旧市街を下りて新市街へ行く途中です。 |
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多くの人が出入りする「アイン門」。迷路のような曲がりくねった細い道を下っていくとこのアイン門に出ました。 |
旧市街を散歩中に見つけました。とても古そうです。 |
地元の人たちの生活を垣間見た思いです。 |
午後カサブランカへ出発するまでの貴重な時間を歩き続けて、メルヘンチックな青の街を堪能しました。 |