世界の旅 ⇒ SAO PAULO 1

VIVA BRASIL !!

赤道を越えるなんて事は思いもよらなかった私にとって千載一遇のチャンスが巡ってきたのは、1989年…主人の海外赴任のお陰でした。

赴任地はブラジル… 5年というたっぷり過ぎるほどの時間の中で、サンパウロを起点に私の旅がはじまりました。

陽気で人懐っこくて、でもかなりいい加減・・・
そんなブラジルが私は大好きです!


SAO PAULO ・・・ 1


高層ビルが建ち並び、その谷間をクラクションを鳴らしアルコールの匂いをプンプンさせながら走る車の群れ。
パウリスタ通りを中心にビジネスが展開されるサンパウロ・・・・・

そして、そのような雑踏の街サンパウロを少し外れると、そこには広々とした大地が見られます。

サンパウロから車で1〜2時間ほども行くと、ビジネス街からの喧騒を逃れてゆっくり休暇を過ごすにはもってこいの場所が幾つも有ります。
サンパウロ市内とそのような地域の幾つかをこれからご紹介したいと思います。




サンパウロはブラジルのみならず南米最大の都市であり、世界でも最も発展速度の速い都市の一つと言われています。

気候は亜熱帯ですが、標高800mのところに在るので湿度が低く非常に快適です。
一年中殆ど冷暖房を必要とせずに暮らしていけます。
ただし一日の気温差が激しいので重ね着をして調節する必要があります。

サンパウロはポルトガル系、イタリア系、黒人系、東洋系とまさに人種の坩堝です。

それは、ビジネス街として有名な「パウリスタ通り」 ⇒ を歩いてみるとすぐに実感できます。

そのような様々な人種が集まって醸し出す独特の雰囲気を持つ街・・・それがサンパウロです。
パウリスタ通り




イビラプエラ公園 ← ここはイビラプエラ公園です。

パウリスタ通りから車で10分位のところ。
自然を活かした広い公園で、市民に親しまれています。

休日は多くの家族連れで賑わい、早朝はジョギングが盛ん…

池の向こうには林立するビル郡が見えます。

右の写真はブタンタン毒蛇研究所 ⇒

世界的に有名な研究所で、毒蛇・毒蜘蛛・サソリなどの有毒生物に対するワクチンや血清の研究・製造が行われているそうです。

私は蛇が大嫌いなので、とても直視出来ませんでした!
ブタンタン毒蛇研究所

↓ は「独立記念公園」。一般には「イピランガ公園」と呼ばれています。
イピランガとは赤い水という意味だそうで、美しい庭園は、ベルサイユ宮殿を模して創られたということです。
イピランガ公園
↑ 画像の上にマウスをあてて下さい




サンパウロのセ広場から歩いて5分、地下鉄のリベルダーヂ駅を出ると「東洋人街」↓が有ります。日本の地方都市の駅前商店街の雰囲気にどこか似ています。
リベルダージの大鳥居
↑ 画像の上にマウスをあてて下さい
突然真っ赤な大鳥居が目に飛び込んできます。

この通りは東洋人街のメインストリート…ガルボンブエノ通りです。

ここではおおかたの日本食や中華の食材が手に入ります。




東洋人街には、お寿司からラーメンまで殆どの日本食を食べることが出来ます。
関西から来たお好み焼き屋・・・・・ 和菓子屋を営む日本人の老夫婦・・・・・
それぞれの夢を抱いて移住され、この地に根を下ろし、ご苦労の中で
日本の味や文化を今日に伝えてこられたのでしょう・・・

遥か遠い日本を懐かしむ気持ちが、大鳥居に感じられます。

次は、リベルダーヂから地下鉄に乗って、セントロに行ってみましょう・・・
次はセントロからパウリスタ



「オアシスを求めて」より ・・・ 第10話 「サンパウロその魅力は?」


世界の旅TOP | 次へ | ページトップへ