世界の旅 ⇒ 2024 世界一周 後編 3 ナポリ & アマルフィ


2024 世界一周 後編 3 ナポリ & アマルフィ

チビタヴェッキアでシャトルバスに乗り換え、一路ローマテルミニ駅へ向かいます。テルミニ駅からは「Italo」でナポリ中央駅へ。およそ1時間半の鉄道の旅です。
ナポリ2日目はベスビオ火山の麓ポンペイへの日帰りバスツアーに参加しました。
今回の旅行でどうしても訪ねたい場所が3か所あります。1つ目はマヨルカ島のバルデモーサ。2つ目はポンペイ遺跡。3つ目はパリのモン・サン・ミッシェル。ここまでで2か所達成です。
そして、ナポリ4日目に大きな荷物はホテルに預けてアマルフィへ1泊2日の小旅行に出かけます。ルートは、ナポリ中央駅→サレルノ→アマルフィ→ポジターノ→ナポリ埠頭。電車と船を乗り継いで行きます。これもワクワク感いっぱいの小旅行です!
南イタリア地図


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【旅の21〜26日目(5/6〜11) … ナポリ】
まず1日目はローマからナポリへの移動です。事前にItaloのホームページからPrima eSmart の座席を予約しておきました。二人で$67、なかなか快適な列車です。
テルミニ駅""
ナポリ行き特急電車
ナポリホーム
Matilde LifeStyle Hotel
下船してから2時間強もかかってようやくローマテルミニ駅に到着。Italo のプラットホームを探します! 間に合いました! 無事乗車。Italo Prima e Smart では、飲み物とおつまみが出ます。ちょっと嬉しいですね! ナポリ中央駅に到着。
定刻通りです。
滞在ホテルはMatilde LifeStyle Hotel
賑わいを見せる「ウンベルト1世ガッレリア」の3階にあり立地抜群のホテル。


【ポンペイ遺跡 5/7】
約2000年前に火山の噴火によって一夜にして消えた古代都市。その遺跡群は広大でほんの一部しか回ることはできませんでしたが、ベスビオ山を背景にしたポンペイ遺跡は当時を思い起こさずにはいられませんでした。
ポンペイ1
ポンペイ2
ポンペイ3
ポンペイ4
ポンペイ遺跡エントランス ここから遺跡ツアーが始まります。2000年前そのままの石畳。 真っ赤なケシの花が印象的でした。
ジュピター神殿
車止め
スタビアーネ浴場1
スタビアーネ浴場2
ジュピター神殿 スタビアーネ浴場


【ポンペイ 秘儀荘】遺跡群の最後は「秘儀荘」見学です。「秘儀の間」と呼ばれる部屋には壁一面に描かれた2000年以上前のフレスコ画が鮮やかに残っています。
秘儀荘1
秘儀荘2
秘儀荘3
秘儀荘4
ここが入り口。ここからいくつかの部屋に分かれています。 「石膏の遺体」火砕流の熱に悶え苦しむ姿は生々し過ぎます。火山灰の空洞に石膏を流し込んだ石造。 秘儀の間の手前の部屋。少し崩れていますが、鮮やかな色を残しています。 そしてここが「秘儀の間」。これが2000年以上前の作品ですよ! この鮮やかな色合いに驚くばかりです。
奇麗ですねェ…



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【ナポリ・サンタルチア地区 5/8】
ナポリ滞在3日目はサンタ・ルチア地区を歩きました。ポンペイ観光の翌日は少々疲れた身体に鞭打っていくつかの観光スポットを回りました。 午後には予約しておいた「ナポリ地下都市ツアー」に出かけます。
ナポリ王宮
プレビシート広場
サンタ・ルチア地区
タマゴ城
「ナポリ王宮」
現在は王宮博物館や図書館、市役所として利用されています。
「プレビシート広場」
街で一番大きな広場で、過去にイタリア統一運動の中で国民投票の舞台となった場所です。
サンタ・ルチア地区
広場から海の方へ歩いていくと、そこはもうサンタルチア地区です。海沿いの遊歩道は気持ちよい風が吹き抜けていきます。
「タマゴ城」
魔術師の呪文からそう呼ばれているとか…。海の中に突き出すように作られた巨大な石の要塞です。


【ナポリ地下都市】ナポリ旧市街の真ん中に深さおよそ40mもの地下への入口があります。2400年前、ローマ帝国時代にこの地に貯水槽や地下道が建設されました。それが「ナポリ ソッテラネア(地下都市)」です。陽気なナポリの地下にこのような空間が隠れているとは・・・。
メトロ・ダンテ駅
メトロのダンテ駅から旧市街を歩き地下都市への入口を目指します。 ここが入り口。常に予約時間を待つ行列が出来ています。 入り口を入るとまず長い階段を一気に下りていきます。いくつかのポイントで説明があり、スマホのライトを頼りに人ひとりがやっと通れるほどの狭い通路を歩きます。探検家になった気分で、太陽の届かないナポリを体験してきました。


【サレルノ・アマルフィ 5/9】
ナポリ滞在4日目に事前に予約しておいた電車 Trenitalia の 「Intercity Notte」でサレルノまで行きます。およそ35分。窓にベスビオ火山が映っています。日帰りバスツアーも考えていましたが、船からアマルフィの海岸線を見たいと思い、電車と船を乗り継いで1泊2日の小旅行にしました。列車や船の時間があてにならないとも言われましたが、すべて定刻通りでした。
「Intercity Notte」
サレルノ
アマルフィ1
アマルフィ2
「Intercity Notte」
ナポリ中央駅からサレルノまで行きます。
サレルノ駅から桟橋までは徒歩で10分程度。桟橋でアマルフィ行きの船を待ちます。 船は満員でした。アマルフィが近づくにつれ、スマホで撮影準備です。 もうすぐ桟橋に着きます。「こんな処まで来たんだ!」という満足感? 達成感?
ドゥオモ
ドゥオモ2
ドゥオモ3
町の様子
「アマルフィ大聖堂」
長い階段の上に大聖堂があります。
大聖堂内部。バロック様式で豪華な装飾が目を引きます。 「天国の回廊」
13世紀に富裕層の墓として作られたそうです。四角に囲まれた中庭が美しい。
大聖堂の階段の上から見た街の様子。
レモン屋さん
レストランで夕食
夜のアマルフィ
夜景1
アマルフィはレモンの産地。色々に加工された商品が店頭に並んでいます。 お店の名前は…
「Il Tori」
暮れ始めた街では観光客の姿もまばらになってきました。 灯りはじめた家々の明かりを見ていると一泊して良かったとつくづく思いました。


滞在ホテルはL'antico Convitto
大聖堂のすぐ裏手にあるホテルで、一歩出れば土産物店が並び、桟橋へも徒歩5~6分。部屋は奇麗で可愛らしい装飾がされています。
近くのレストランで海鮮料理を頂き、夕暮れ時の桟橋を散歩しました。
夜景2
ホテル
L'antico Convitto

【ポジターノ 5/10】
アマルフィの朝は誰もいない小道を歩いたり、桟橋で海を眺めたり、のんびりした時間を過ごしました。昼近くなってポジターノ行きの船に乗船。ポジターノで半日遊び夕方の船でナポリへ戻ります。
今日も良く晴れています。崖に寄り添うように建つ家々と、その家々の窓に映るであろう沢山のビーチパラソル。
真っ青な海と釣り船とヨットと連絡船… どれもこれもが絵になります。
ポジターノ1
ポジターノ2
ポジターノの桟橋に降りたら、海沿いの遊歩道を5分ほども歩いて旅行前に予約しておいたレストランに直行です。海側のテーブルをお願いしておきました。お店の名前は「Lo Guarracino」。景色もいいし、美味しかったです!
ポジターノ3
ポジターノ4


【ナポリ市内 5/11】
ナポリ最終日となりました。ホテルを一歩出ると喧噪の渦に巻き込まれます。とにかく観光客の多いことに驚かされます。ホテル近くのヌオーヴォ城にまだ入ってなかったので行ってみました。多くの貴重な絵画や彫刻が展示された美術館はなかなか見応えがありました。
ヌオーヴォ城1
ヌオーヴォ城2
ヌオーヴォ城3
ウンベルト1世ガッレリア
「ヌオーヴォ城」ベヴェレッロ埠頭の近くに位置し、ナポリのルネッサンス建築として存在感を放っています。 ヌオーヴォ城内の市立美術館 美術館3階のベランダからナポリの美しい港が見渡せます。 「ウンベルト1世ガッレリア」メチャクチャ賑やかなトレド通りから横に入ったアーケード。




たっぷり6泊7日のナポリでした。石畳の狭い路地では身体すれすれに車が通り過ぎていきます。バイクがかなりのスピードで走り去っていきます。ピッツァを焼く匂いやパン屋さんの甘い香り・・・。躍動的なナポリを存分に味わった一週間でした。
いよいよ旅も後半になり、ナポリからフランクフルト経由でパリへ向かいます。

後編 2 リスボン・地中海クルーズ に戻る 旅程表 3 パリ・ホノルル へ続く


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