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サンパウロから約80km離れたサントスは、ブラジル第一の貿易港です。
船による移民が盛んに行われていた時代には、希望に燃えて
ブラジルでの第一歩を踏みしめた土地でも有ります。
また、「サッカーの王様」と呼ばれた ペレ がサントス・サッカー・クラブ
の選手として活躍していたことは世界的にも有名です。
サンパウロから列車に乗ってサントスまでの日帰り旅行をしてみました。2時間ぐらい乗ったでしょうか… | |
標高800mのサンパウロからサントスまで急斜面の山を蛇行を繰り返しながら下りて行きます。 片側は絶壁! 車窓から見る景色はスリルに満ちたものでした。 ブラジルにしてはなかなか綺麗な列車で、途中 車窓からの景色はとても印象深いものでした。 |
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← 左の写真は、サントス港の波止場から写したものです。 日本最初の移民船〜笠戸丸がいかりを下ろしたのが、この辺りだそうです。 もう100年の年月が経ってしまったのですね・・・ 2枚目は世界中に輸出されるコーヒー豆の倉庫です。 |
アングラ・ドス・ヘイスは、むしろリオ近郊といった方がいいでしょう。
サンパウロから車で5時間強かかります。イーリャ・グランデ湾にあり
300にものぼる島々を有し、美しい景観を作り出しています。
1991年、年末年始を友人家族と共にこのリゾート地で過ごしました。
右の写真はホテルのゴルフコースです。 美しいゴルフ場とは決して言えませんが、自然をそのまま活かしていてかなり難しいコースでした。2枚目の写真は、ホテルへの入り口で写したものです。 朝早く散歩に出ると遠くの山々がとても綺麗でした。 |
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朝涼しいうちにゴルフをして、昼からはクルーザーをチャーターし、湾内巡りに出かけました。 焼けるような太陽と真っ青な空と澄んだ海…最高の贅沢をさせてもらいました。 |
大晦日の夜はホテル主宰のパーティに〜 明け方までサンバの音楽が流れ、ブラジルの人達は歌ったり踊ったり〜 とても賑やかな中で新しい年を迎えました。 ブラジルに来て3度目のお正月は、こうして過ぎていきました。 |
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ちょこっとトラブル発生・・・!! |
楽しい事はあっという間に過ぎてしまいます。サンパウロに向けて帰る途中、ひとけの全く無い山道で、車のフロントから煙が出てきました。エンジンの音もちょっとおかしい…? こんなところで停車しようものなら、どんな事件に出会うか分かったものではありません。 私の不安は募るばかり…そして、後部座席の息子達も不安げに口数が少なくなってきました。主人の様子はいつもと殆ど同じ…それがちょっと救われます。 不安が充満しつつある車内をよそに、車はいよいよおかしなエンジン音で今にも止まってしまいそうです。 そんな状態でどのくらい走ったでしょう… ぽつんと一軒! ツキは私達のほうに有ったようです。助かったぁ…・タイヤ修理屋が有ります! 腕前の方はどうかと思えるちっぽけな修理屋ですが、この際贅沢を言ってはいられません。 破れたラジエターパイプをとりあえずタイヤチューブで応急処置をして、腫れ物に触るように〜やっとこさっとこ〜。 サンパウロ市内へ入った時には、ホッと胸をなでおろしました。 |
「オアシスを求めて」より ・・・ 第17話 「列車で行く…サントス」