世界の旅Argentine ⇒ Ushuaia


U S H U A I A


そこはとっても小さな飛行場でした。しかし出迎えてくれたのは、
澄んだ空気と連なる山々、そしてどこまでも透き通った海・・・・



ウシュアイアの空港前より





世界最南端の町 〜 それが、ウシュアイアです。
ビーグル海峡に面し、背後にはマルティアル山がそびえたっています。
最果ての町の人々は、ビーグル海峡での漁、木材の切りだし、羊飼いなどをして生計を立てているそうです。
夏だというのに、寒気がコートの上から刺さってくるようでした。






冷たい澄んだ空気の中をホテルへ向かいます。この町では一番設備の整った港に面したホテルに到着。
部屋の窓から港が… ビーグル海峡が… そして、その向こうに白い山々が見えます。
あの山を越えたら南極!・・・ こんな所まで来てしまった!
・・・それが実感でした。
これがビーグル海峡
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翌日、ビーグル海峡の遊覧に出発。

冷たい朝、船に乗り込み、約3時間ほど海峡の景色を堪能しました。

小島では沢山のあざらしがゆったりと寝そべっていて、とても微笑ましい光景でした!
あざらし達の群れ
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ラパタイヤ国立公園遊歩道1 ここはラパタイヤ国立公園。徒歩で3〜4時間、あるがままの大自然を満喫することが出来ます。
左の写真、さわやかな風の音が心地よく耳に響きます。この森を抜けると、最南端のお店に出ます。
ラパタイヤ国立公園遊歩道2


地球上最南端のお店 林道をしばらく歩くと、このお店に出ます。(写真左)

地球上で最南端のお店だそうです。

中に入ると土産物屋で、簡単なコーヒーは飲めたと思います。
よくある休憩所という感じでしょうか…




ラパタイヤ国立公園の散策も終わりに近づいた頃、素晴らしい景色に出会いました。
湖の向こうの山々はチリだそうです。いつまでも眺めていたくなるほど、心打たれるものがありました。
湖畔からチリが望めます





この町で白夜を体験しました。いつまでたっても
日が沈まないのです。もう夜中だというのに…。

ウシュアイアは静かな町でした。しかし、ひとたび厳しい寒さが訪れ
れば、私が見た美しい自然はその牙を剥き、この静かな町に襲いか
かってきます。ウシュアイアは、自然の怖さを知る人々が自然と
共存しながら生きている町でした。







「オアシスを求めて」より ・・・・・

第15話 
「アルゼンチン〜最南端の街へ」  第16話 「氷河の町〜カラファテ」


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