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MACHU PICCHU |
ウルバンバ川に沿って走り続けた汽車はようやくマチュピチュ駅に到着。 マチュピチュは標高2300m、クスコの3000mよりやや低いので幾らか楽でした。 駅前では頂上行きのバスが待ち受けています。土産物店は後回しにして、観光客で溢れそうなバスに乗り込みます。 空中都市まで急斜面の為、距離にして8キロ足らずですが、蛇行を繰り返しながら20分かけて登ります。 その時間の長いこと・・・! 夢にまで見たマチュピチュの遺跡がもう目の前です。 はやる心を押さえつつ頂上へ・・・眼前に広がるインカの遺跡! そう、これが、インカの遺跡!・・・・・ 思わず叫び出したくなるような衝動に駆られました。 |
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かつてこの空中都市には1万人もの人々が暮らしていたと言われています。 やがて廃墟と化し、350年という長い時が止まっていました。 |
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これは、だんだん畑↓ この石段の所で農耕を営んでいたようです。 ここを登りきると、遺跡の全容がくっきりと見えます。 | |
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← 太陽の神殿、色々な祭り事の中心だったようです。 この神殿の上前方に日時計らしきものが有ります。(写真2枚目) ここに登り見下ろすと、切り立った絶壁の下にウルバンバ川が見えます。 |
だんだん畑を少し行くと「見張り小屋」と思われる住居跡に突き当たります。 粗末な藁葺き屋根ですが、当時はどうだったのでしょうか…。 2枚目は見張り小屋を後方から見たものです。 |
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絶壁の中腹に作られた細い道 … 物資の運搬に使われていたとされています。 右側は絶壁です。 このような場所にこのような細い道を作ったのは、敵の進入を送らせる目的があったと推測されています。 それにしても、怖くて目が廻りそうでした! |
山の斜面に張り付くようにして発達したマチュピチュ…
その昔、このような場所で多くの人々が生活を営み、そこには今と同じように
泣いたり笑ったり、愛憎のドラマが繰り広げられていたのでしょう……
帰り際、もう二度と見られないという思いで振り返った時、澄んだ空気の
中に大自然の色に溶け込んだようなインカの遺跡がありました。
「オアシスを求めて」より・・・・・ 第26話 「待合わせは リマ!」
第27話 「世界の七不思議…ナスカヘ」
第28話 「神秘な世界へ…インカ!」